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生まれも育ちも北海道!雪道運転歴”道産子母ちゃんkaoです♪
ねえねえ!雪道の運転って、やっぱり危ないんでしょ??こん太郎
道路、凍るんだって!スケートリンクみたいになるんだって・・・?!バンビちゃん
ひぇ~スケートリンク??つるつるじゃん!!( ゚Д゚) 車、走れるのかな??こん太郎
吹雪でホワイトアウトって現象になると、何にも見えなくなっちゃうらしい・・・(; ・`д・´) 車が雪に埋まって、動けなくなる。とか・・・最悪、車の中に閉じ込められて、生き埋め状態になっちゃう事もあるらしいよ(´゚д゚`)バンビちゃん
ひぇー!!何にも見えなくて、ツルツルで、更に、生き埋め~??怖い~(”Д”)こん太郎
そうなんです。本当にそうなんです。
私の暮らす北海道では、毎年何度か【猛吹雪】になる事があり、強烈な風と雪で視界ゼロになってしまう【ホワイトアウト】現象が起こる事が度々あります。
今回の記事では、北海道で年に数回は起こる【ホワイトアウト】に遭遇し、遭難しかかった私のkaoの体験をまとめてみました(`・ω・´)
晴れの日の雪国は、【真っ白な銀世界】で素敵ですが、荒れたお天気の日の怖さは計り知れません。(*´Д`) 雪道へ出る際は、しっかり準備をしてから出発してくださいね♪
この記事が雪道運転をされる際のご参考になりましたら、幸いです♪
もくじ
【ホワイトアウト】の恐ろしさ
その日、市内はノロノロ運転(20~30キロくらいで走行)ならまだまだ、走行できる程度の軽めの吹雪で、いつもの【天気が良くない日】位な空模様でした。
その時の目的の場所は市街から30分ほどの郊外で、車に乗っていたのは私一人だけでした。途中、ホワイトアウトが起こりやすいことで有名なポイントがあって、いやだなーとは思っていたのですが・・・
「取り合えず走れる所まで走ってみよう!」と、一人、ノロノロと運転を続けていたのでした。
この時で、目的地へ向かうことを諦めていれば、怖い思いをせずに済んだのでしょうが・・当時は、ちょっと甘く見ていました。(;´・ω・) まだ大丈夫!って。
「もうちょっと」の油断が招いた恐怖
目的地に近づくほど、風も強くなっていきました。
でもまだ、前を走る車のランプもうっすら見えて、頭の上にある、↓の矢印も見えていて、路肩の確認もまだ出来ていたので、これならまだ大丈夫だろう、と目的地に向かって走っていたのでした・・・。
※矢印とは、これです! 猛吹雪の時はこれが【頼みの綱】となるんです~
数十メートル先まで見えてるし・・・!と油断してしまった瞬間でした。
ほんとにもうあと少しで目的地だったんです( ;∀;)
でも、前を走っていたはずの車のライトはいつの間にか無くなっていて、後ろにも前にも、既に車の気配は0でした。
道路沿いの民家の数もぐっと減っていき・・・草原しかない超田舎道。
悪天候時には、地吹雪(雪が風で舞い上がり下から降ってくるような感じになる事を言います)が酷い事で有名なポイントに差し掛かった時でした。
この後、ここまで進んできたこと事を本当に後悔するのでした。
一瞬で襲ってきた白い嵐(”Д”)
周りにあった他の車の気配もすっかり消え、風もどんどん強くなり、地吹雪もかなり強烈なものになっていました。
これは、本当にヤバいかも(@_@;)
引き返す事にし、車の方向転換をする為に辺りをキョロキョロと見渡していた時でした。
【大きな白い渦】となった雪と強風が車に勢いよくぶつかって来ました。車は風にあおられ、大きくグラグラと揺れました。
同時に、自分がどこにいるのか全く分からなくなってしまいました。
辺り一面【真っ白】になっていました。
ホワイトアウトの渦に飲み込まれた瞬間でした。
【真っ暗】の時も、自分がどこにいるのか分からなくなりますが、
【真っ白】の時も、自分がどこにいるのか分からなくなります。
この時一瞬で方向感覚が奪われてしまいました。
上下左右の感覚もわからなくなり、軽く【めまい】がしている気がしました。。。
ブレーキは踏んでいますが、進んでいるのか止まっているのかさえ、わからなくなるんです。
その道路は、ガードレールがない道路で、年に何回か路肩に車が落ちてしまうことがある道路でもありました。
(”Д”)・・・
強烈な風の音と大きく揺れる車の中で、なんとも言えない恐怖に襲われました。
今、自分が道路のどの当たりを走っているのか、真ん中なのか端っこなのか、路肩はすぐ近くなのかどうなのか・・・
一面が白一色の中、前後左右どこから他の車が現れるかもわからず、ハンドルを切るべきかも迷いましたが、停車していても、そのまま雪に車ごと埋まってしまうかもしれず・・・。
一人、車中で右往左往している時でした。
吹雪の切れ間に一瞬【道路沿いにある小さな小屋】が見えたんです。
この瞬間、路肩と自分の車との距離が分かり、一目散にハンドルを切ったのでした。
何度もタイヤが埋まりそうになる中、元来た方向に車を切り返し、窓を開けて顔面に雪を浴びながら(痛かった(*_*))肉眼で頭の上にある矢印を探しながら進み、なんとか市内まで戻る事が出来たのでした・・・
この時の体験から・・・
もう・・・あの時、あの瞬間に小屋が見えなかったら・・・と考えると恐ろしいです。
そのまま車ごと埋まってしまっていたかもしれません。
あの時の【めまい】がする感じは、本当に怖かったです。一人きりでもあったので、半分パニックになっていたのかもしれません。
私は、あの小屋が見えた瞬間で何とか抜け出すことが出来、生き埋めになる事は経験せずに済みましたが・・・
実際に、酷いホワイトアウトでは、車ごと雪の中に埋もれてしまい、暖を取る為にとかけていたエンジンの排ガスが原因で、一酸化中毒となり、車中で亡くなってしまう方も出る程の怖さなのです。
こんな悪天候な時に限って、気温も低く、マイナス10度を下らなかったりするんです・・・
この時の体験から、雪道ドライブでの非常時に備え、車内に常備して置くようになったアイテムについて、こちらの記事に書いてみましたので、参考にしてみてくださいね!
では、ここまでのおさらいです♪
まとめ
- 【ホワイトアウト】の恐ろしさ
- 「もうちょっと」の油断が招いた恐怖
- 一瞬で襲ってきた白い怪物(”Д”)
- この時の体験から・・・
という事で、私の遭難しかかった体験を書かせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか(*^^*)
この記事を書きながら、当時の【音】が蘇って来ていた私。もの凄い風の強さで車ごとひっくり返るのではないかと思う強さでした。
20年程、雪国での運転をして来ていますが、この時の体験は忘れられないと思います。
冬の気候は、急に悪化することも多いので本当に怖いです~
自然が沢山ある北海道だからこそ、こんな大地の猛威を感じる機会もあったりするわけですが・・・
出来る事なら、命の危機にはさらされたくはないですねえ・・・(*´∇`*;) 冬は大変な事も多い北海道ですが・・・!!
夏は、超最高です!!
是非、暖かな季節に美味しい空気や美味しい食べ物、雄大な景色を楽しみに、
北海道にいらしてみてくださいね!!それではまた!! 道産子母ちゃん、kaoでした!(#^^#)
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